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  • 執筆者の写真リマインド係

バリに根付くヒンドゥー教(前編)

みなさん、Rahajeng siang (ラハジェン シアン)!!😄

最近は気温も高くなってきて夏本番だな~と感じますね!

暑すぎてしなびてしまいそうです。笑😵


さて、今回から前後編に分けてバリに根差す独特な宗教、バリ・ヒンドゥーについて見ていきたいと思います!


このバリ・ヒンドゥーは文字通りヒンドゥー教が深くかかわっているのですが、みなさんはヒンドゥー教というものをどのくらい知っていますか?

日本人にとってあまり馴染みのないように思えるこのヒンドゥー教、

そこで前編として、今日はヒンドゥー教について軽く特徴の部分を触りつつ、

紹介していきたいと思います。


まず、ヒンドゥー教の起源についてです。

ヒンドゥー教の誕生には、まずヴェーダ信仰が影響を与えています。

ヴェーダとは、アーリヤ人たちが信仰していた自然現象を神として崇める信仰における

聖典のことを指します。それが、インドに流入してヒンドゥー教が成立します。

また、バラモン教という宗教の影響も受けています。

バラモンとはヴェーダを教え広める祭司の身分の人々のことを指します。

そして成立したヒンドゥー教が4世紀ごろに存在したグプタ朝という王朝で

さらに発展、拡大をしていきます。このようにして、インド全体に根付くことになり、さらに東側の世界にも広がっていきます。


次にヒンドゥー教の特徴の一つであるカースト制度について説明します。

カースト制度では、身分がバラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラの4つに

分かれています。

この中で、バラモンやクシャトリヤは聖職者や貴族などを指します。また、ヴァイシャは商人などの一般人を指します。

残るシュードラは身分的に差別を受けている奴隷などの立場にある人々のことを指しています。

このようにヒンドゥー教においては、身分での区別がはっきりと分かれています。ちなみに、この制度の原型は紀元前の時代からあったそうです。


                            (筆者作成)



そして、最後に宗教の神々についてです。

ヒンドゥー教はキリスト教やイスラム教のような一神教とは異なり、多神教の宗教です。

様々な神々がいるヒンドゥー教ですが、その中でも主な神々として3体の神がいます。

それが、維持神のヴィシュヌ、創造神のブラフマー、そして破壊神のシヴァです。

シヴァは聞いたことがある方もいるかもしれませんね。

このヒンドゥー教にも宗派のようなものが存在しており、それが3神のひとりでもあるヴィシュヌ派とシヴァ派です。



このように、ヒンドゥー教ついて本当に簡単に見ていく中でも知らないことや馴染みのない特徴的な事柄が多くあったように思えます。

私が特に印象的であったものが、ヒンドゥー教が自然現象のようなものを発端とした信仰であったということです。また、多神教であることも考えると日本に古来から根付いている土着的な信仰と通ずるものや馴染み深く感じるものも多くあるように思います。

もっとヒンドゥー教についても詳しく調べていこうと思います。


さて、今回はヒンドゥー教について本当に簡単ではありますが、紹介をしました。

そして、次回は今回紹介できなかったバリ・ヒンドゥーとは何か、ヒンドゥー教との類似点、相違点について書いていきたいと思います。💪

では、次回もお楽しみに~✋


参考文献

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