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  • 執筆者の写真ぺーぱー

インドネシアバリ島のバティック文化の伝播について



みなさん!スラマッシアン!


最近のBECではバリ文化の中でも、主に「デザイン」をテーマに勉強会を行っています。


そこでバリと言えば!ということで、今回はバティック文化についてご紹介していきたいと思います!




Photography: Batique via Facebook



 

1、バティックってなに?



まず初めにバティックを知らない方へ、バティックとはというところからご紹介したいと思います。バティックとは、



+現在、インドネシア全土で一般的となっている伝統衣装のこと!

+

+主には宗教儀礼の場で着られることが多かったが、近年は職場や公のイベントなどでも着られるような流れがある。

+

+インド更紗を起源として、インドネシアのジャワ島に伝播し、バリのバティックの大半はジャワをルーツとしている。

+



といったものです!さらに、バティックは2009年にユネスコの世界無形文化遺産

登録されたりもしています


伝統工芸品であるバティックは今日でもインドネシアの生活の中で使用されており、


結婚式や宗教的な儀式などの正装から、

ビジネスシーンやカジュアルな若者のファッションまで、


さまざまな場面で目にするような

ポピュラーな伝統衣装として、今なお親しまれているものとなっています。





 

2、デザインの歴史について!



つづいてバティックのデザインに関してですが、


昨今では伝統的なデザインと現代的なデザインとに分かれて進化してきています。


今回はその中でも伝統的なバティックの中から代表的なデザインをご紹介していきます!





RGF HR Agent(2019)参照



このバティックはチレボンという地域の代表的なもので、

大きく入った雲が非常に印象的なものです。




RGF HR Agent(2019)参照



こちらはペカロンガン地区のバティックです。ペカロンガンのバティックは非常に有名で、

特徴的な色で塗られた植物に吸い込まれるような魅力があります。





RGF HR Agent(2019)参照



こちらは非常にポピュラーなもので、

手芸品などに用いられることが多い柄です。





RGF HR Agent(2019)参照



こちらの柄は、その昔宮殿で用いられていたと言われています。

そのことから高貴で気品のある柄として現代でも非常に人気のある柄になっています。




 

いかがだったでしょうか?バティックはルーツが明確ではないといわれていますが、


だからこそ複雑な模様や独特のデザインを創り出しているのではないのかと思わされました。



実はバティックにはバリ島に存在していたカースト制度が模様に反映されていたり、


衣装以外にもデザインが日常のデザインにも影響を与えている側面があります。


バティックにはまだまだ探究しがいがあると感じました!!!




 



参考サイト

RGF HR Agent(2019)「~インドネシアの伝統衣装バティックとは~

(https://www.rgf-hragent.asia/blog/indonesia/3978/)





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