皆さん、こんにちは!K9のたつやです。
いきなりですが、「オトナン」という言葉を聞いたことがありますか?
恐らくほとんどの方が聞いたことがないと思います。
そこで、今回はこの「オトナン」について説明していきたいと思います!
まず「オトナン」って何やねん!?と思う方が大半だと思いますが、実はこの「オトナン」というのは、バリで行われている子どもの成長を祝う儀式のことです。
具体的には、ウク暦に基づいた誕生日のことを「オトナン」と呼びます。このウク暦ですが、バリ独自の暦であり、なんと1年が210日しかありません!
そのため、普通は誕生日は年に1回だと思いますが、バリでは年2回行われます!
いやー、私たちの感覚からすると少し違和感がありますね。
では実際、どのような流れで当日「オトナン」が行われるのかといいますと、まずバンタンと呼ばれる大量のお供え物が運ばれます。
バリ・ヒンドゥー教の儀式のほとんどがこのバンタンを必要としており、「オトナン」も例外ではありません。
次に、マンクーというバリ・ヒンドゥーの僧侶を呼んでこどもの成長を願って儀式を執り行います。
儀式としましては、例えば聖水をかけたり、右手首にひもを巻いたり、黄色い米をつけたりといったようなことが行われます。
そして最後に来客を含めて全員で宴会を行います。
いかがだったでしょうか?
私自身、「オトナン」という儀式は調べてみるまで全然知りませんでした。
そこで色々調べてみるとたくさんのことが分かり、国が違えば文化も全然違うのだなあと改めて思いました。
それでは、また次回お会いしましょう!!