みなさん、どうもSelamat pagi(スラマッ パギ)!
今日は前回のインドネシアの言語の続きで、バリ語とバリ文字について説明したいと思います!
それでは、まずバリ語の挨拶を覚えちゃいましょ~。
(参考にインドネシア語も載せています。笑)
挨拶
おはよう
Selamat pagi. (インドネシア語)
Om Swastyastu. (バリ語)
ありがとう
Terima kasih (インドネシア語)
Matur suksuma (バリ語)
いかがでしたか。インドネシア語とバリ語では全然違いますよね~
こんなに違う言葉がインドネシアでは話されているのかΣ(・□・;)
しかも、前にも述べましたがインドネシアには300以上の言語がありますからね。。笑
じゃあ、次はバリ語の歴史について簡単に見ていきましょ~。
バリ語の歴史
他の東南アジアの文字と同様にしてパッラパ文字の流れを汲んでいる。
直接の起源となったのは、カウィ文字である。
パッラパ文字:3世紀から南インド東海岸地方を支配したタミル系の
パッラヴァ王朝で使われた文字に基づく文字。
宗教や政治的に使用する文字として人気があり、
他地方に影響を与えた。
カウィ文字:古ジャワ文字。パッラヴァ文字から派生。
インドからシャカ歴元年(78年)にトリトレスタという
婆羅門によってジャワに伝えられたとされる。
結構バリ語の歴史って複雑ですね。
やっぱり東南アジアということで、歴史的な背景を踏まえても、インドの影響を強く受けているのが分かると思います。もっと深掘りするためにはインドについて勉強する必要がありそうです。
じゃあ、次にバリ語を形成しているバリ文字について!
日本語や英語で使われている文字とどういった部分で異なるのかを意識して読んでみてください!
バリ文字
18字で構成
日本語と同じように敬語がバリ語にも存在する。インドネシア語にはない。
敬語となる語は主に動詞である。
バリ・ヒンドゥーによるカースト制度をもとに、話し手と聞き手のそれぞれの身分に従い、異なる敬語表現が存在。
バリ文字は伝統的に、貝葉(ロンタル)などに歴史や宗教的儀礼など書くのに用いられてきた。
現在は、バリ人でも主に話し言葉でしか使用されていない。
(書き言葉ではインドネシア語を使用)
しかし、現在でも宗教的文書などには使用されている。
さらに、インドネシアでは、地方分権が進みバリ文字を含む地域文化の復興が促され、公的教育としてバリ語が教えられている。
どうでしたか!
バリ語にはなんと日本語と同じように敬語表現があるんです!
なんか親近感が湧いた方も多いんじゃないでしょうか?
私が個人的に興味を持ったのは、バリ・ヒンドゥーにおけるカースト制度で用いられる敬語表現についてですね。
次回以降でもっと深掘りしていこうと思います!
また、違うテーマでもインドネシアやバリについて書いていく予定です!
参考文献
https://www.rgf-hragent.asia/blog/indonesia/3546/ RGFインドネシアでの現地レポート